【実例あり】公務員試験 併願先 書き方 模範解答

公務員試験

公務員試験 併願先は頭を使って書くべし

「併願先を素直に書いたら、面接官に意地悪された先輩がいる。」

「併願先って素直に書いたらダメなの?」

このような疑問や質問をお受けすることがあります。

公務員試験の出願時や、一次試験通過後にES・面接カードを書いて提出することが多いですが、併願先を書く欄が必ずと言っていいほどあります。

併願先はある意味、志望動機と同じくらい、面接官にとって大事です!

なので、受験生も大切に、頭を使って書く必要があります。

ではどのように書いたら良いか、具体例もあわせて紹介していきます。

これを活用して、面接で意地悪されないように、できる限りの対策をしていきましょう。

①【面接官目線】第一志望でない人に内定は出せない

面接官からして、受験先が第一志望であるのか否かを見分けるのに効果的な設問であるため書かされることが多いです。

受験先が第一志望であっても、第一志望でない場合でも「受験先が第一志望です!」と面接官に信じさせないといけないため場合によっては嘘をつかなければいけません。

面接官の立場や目線からしても、第一志望でない人に内定は出せません。

公務員に限らず日本の面接全般に当てはまることですが嘘でも「御社(御市)が第一志望です!」と言い切り、それを相手にある程度信じさせないと、どれだけ優秀な人でも落とされてしまう可能性があります。

嘘をつくのは心苦しいですが、第一志望でない場合でも「受験先が第一志望です!」と言ってる時点で既に嘘をついているので、ここは内定のためと割り切る必要があります。

②併願先具体例

併願先は、業務内容や働き方を踏まえて,受験先(と不合格先)も含め3つ程度答えればよいです。

実際の併願先が当該受験先との業務内容から大きくかけ離れている場合は、あえてその部分のみ言わなかったり、受験していない別のところを言う必要があるケースも出てきますので、よく頭を使って考えましょう。

また、国家公務員の人事院面接で志望官庁を言う(面接カードの書く)場合も、同様です。以下に現実的な組み合わせ例を記載します。

裁判所一般職第一志望

裁判所職員・国税(または労基)・国家一般職(検察庁)

裁判所職員·労基·国家一般職(法務局)·名古屋市(法律)

公安系第一志望

国税(または労基)・国家一般職(警察局)・県警警察事務

経済産業局第一志望

財務·国家一般職(経産局).名古屋市(経済)(または県庁)

税務系第一志望

国税・国家一般職(税関).名古屋市(経済)(または県庁)

国家一般職(労働局·法務局).市役所

国際系第一志望

国家一般職(税関入管)、地方公務員(A·B·.C日程

インフラ系第一志望

国家一般職(整備局・港湾局).地方公務員(A·B·C日程)

③都庁以外の県庁が第一志望の場合

例えば、都庁以外の県庁が第一志望の場合、OK例とNG例は以下のようになります。

是非、NG例は何がダメなのか考えながら読み進めてみてください。

【OK例】

第一志望 ○○県庁 第二志望○○市役所 第三志望○○市役所、または国家一般職

【NG例】

第一志望 ○○県庁 第二志望 東京都庁、または特別区 第三志望○○市役所

・・・それでは解説に移ります。

NG例がダメな理由はズバリ、

「第一志望より第二志望以下のほうが、待遇が良かったり人気がある受験先だから」

です。

素直に受験先を全て書いてしまうと、特に受験先より上位だったり人気だったりするところが書いてあると面接官は「やっぱりうちは第一志望ではないかもしれない。第一志望かどうか探るために、意地悪な質問をしてみよう。」と考えてしまい、「本当にうちの市が第一志望ですか?」「〇〇さんはうちの市が第一志望と仰っていましたが東京都の方が〇〇さんが取り組みたいって言っていた教育政策が充実していますけど、それでもうちの市が第一志望な理由を教えてください。」みたいな質問をされてしまいます。

それを避けるためにも、受験先より上位だったり人気だったりする自治体を受けていることはあえて伏せるのが有効な作戦となります。

特に東京都庁、特別区は、地方自治体の面接官からして、超絶人気の受験先であることから負の感情しか生みません。

東京都庁、特別区を受けていたとしても、地方自治体の面接では決して存在を匂わせてはいけません。

④困ったらプロに相談しよう

面接カード(エントリーシート)の出来不出来は、面接の出来不出来に直結します。

面接に自信のない方は、面接カード(エントリーシート)だけでも、プロの添削を受けたほうが、合格に確実に近づきます。

下記プロフィール欄のURL先の添削サービスでは、今回紹介した併願先だけでなく、エントリーシートで良く聞かれる志望動機など、エントリーシート全体の添削が可能です。ぜひ検討してみてください。

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