公務員試験 プレゼン面接で合格する方法

公務員試験

自己紹介スライドの実例も公開!

「市役所や県庁の面接でプレゼンがある。」

「具体的に何をすれば良いの?」

と悩んでいませんか?

今回は、面接試験の本質を突きつつ、具体的な自己紹介プレゼン方法及びパワーポイントのスライドについて、面接官目線から説明していきます。

筆者は独学で市役所に合格し、市役所での勤務経験があり、人事経験もあります。

現在は公務員を退職し、公務員を目指す方向けの予備校の講師をしています。

予備校の講師としてプレゼンの原稿の添削等も行ってきた中で、効果的な対策、及び、人事経験よりこれはやったほうが合格率が上がるプレゼン方法を紹介しますので、面接対策に活かして合格率アップにつなげましょう!

①プレゼン面接の流れ

プレゼンは5分から7分程度の時間が設けられ、その後に面接20分から25分という流れが多いです。

プレゼンにはパワーポイントを用いて行うよう指示があるケースがほとんどです。

パワーポイント原稿は事前にメール等で提出するケースや、面接当日印刷したものを持参するケースもあるため、指示をよく確認してどちらのケースか把握しておきましょう。

②合格するプレゼンの仕方

1分間で人が話せる文字数は約300字程度と言われています。

プレゼン面接ではただ話すだけではなく、面接官とアイコンタクトを取りながら話すことも踏まえると、ややゆっくり目に話すのが良いでしょう。

それを踏まえると1分間で話す文字数は約200字程度としておいた方が良いかと思います。

プレゼン時間が5分から7分程度であることを考えると、

200×5=1000文字

から

200×7=1400文字

程度を目安に発表原稿を作成すると良いでしょう。

③パワーポイントを工夫【実例有】

③-1スライドには文字を詰めすぎない

パワーポイントのスライドは1分につき1枚が適切と言われています。

プレゼン時間が5分から7分程度であるとすると、5枚から7枚が適切ということになります。

自治体によってはパワーポイントのスライド枚数を5枚、と指定するところもあるため、スライド枚数については指定が無いかどうか良く確認しておきましょう。

指定が無い場合5枚から7枚程度で作成しましょう。

③-2スライド作成のコツ

どうしても5枚の限られたスライドに情報を入れようとすると、文字ばかりになってしまったり、1つのスライドの情報量が多くなりすぎたりする傾向があります。

そのようなスライドは面接官からして見づらいだけでなく、プレゼンの評価が低くなってしまう可能性が高いです。

合格するプレゼンのスライドは、下記のスライド実例のように

  • ①情報を詰め込みすぎないこと
  • ②スライドでは絵や写真を多く取り入れ、それを口頭で説明する形にする。

と面接官からしても見やすいスライドになりますし、見ていて飽きにくいプレゼンになります。

③-3 スライド実例公開

今回はスライドが5枚という設定で作成したものを公開いたします。

①表紙

②職務経歴一覧

③前職1

④前職2(または現職)

⑤ これまでの仕事で身に着けたスキルや経験を○市でどう活かすか

④ プレゼンの段階では言いたいことはすべて言わない

プレゼンは5分から7分程度の時間が設けられ、その後に面接20分から25分という流れが多いです。

 それを考えると、面接では面接官がプレゼンで気になった点を聞くことになります

 例えば、社会人の方で前職で身に着けたスキルを含めてプレゼンを行った場合、前職がある場合だと前職の退職理由を聞かれたりすることが多いです。

 それを先回りしてプレゼン中に前職の退職理由を言う必要は無く、プレゼン後の面接で聞かれたら答えれば十分です。

 面接官としては、プレゼン中に聞きたいことに対する回答がすべて含まれていると、質問内容に困ってしまうケースがあります。

 面接官は面接で受験者とコミュニケーションがしたいので、コミュニケーションをさせてあげる必要があります。

 面接でのコミュニケーションとは、受験者が面接官からの質問に答え、話の続きを質問され、それに答え、の繰り返しを言います。

 面接での会話のキャッチボールとなり、コミュニケーションとなります。

 そのため、プレゼンでは事前に与えられたプレゼンお題(「あなたが○○市役所でどのように活躍できるか」など)のみ話せばよく、それ以外のところ(退職理由など)はあえて言わないなど面接官が質問する余地を残してあげるのが賢明です。

⑤非言語コミュニケーションも大切に

 面接における非言語コミュニケーションとは、清潔感、表情、姿勢、視線、声のトーン、身だしなみなど、言葉以外の要素を指します。

どれだけ話す内容が良かったとしても、これらの非言語コミュニケーションができていないと、面接官からの印象は悪くなってしまうので合格は難しいです。

とはいっても、最低限のことができればよいので、頑張りすぎる必要はありません。

たとえば、視線(アイコンタクト)については面接官の目をじっと見続ける必要はありません、

首元あたりや両目と鼻を結んだ三角形の中心に視線を固定すると自然な印象を与えられます。

⑥第三者の力を借りるのも有効

自分一人では、プレゼンで話す原稿やパワーポイントのスライドを上手く作成できないという方は、プロによる添削を通じて、事前に土俵をしっかりと築くのが効果的です。

面接対策を進めるうちに、悩みのタネが続々と出てくる場合もあります。

もし悩んだら、精神的な面やタイパの面からも、悩み続けるより、合格実績のあるプロの力を借りることをおススメします。

下記プロフィール欄にあるURL先では、小論文やエントリーシートの添削を通じ合格可能性の高い答案作成を行っています。ぜひ検討してみてください。

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