「これといった趣味や特技がない」
「趣味は音楽鑑賞・読書です」と書きがち
公務員試験では、面接カードやエントリーシート(ES)で趣味を書く機会が良くあります。上記のようなことを思ったり、悩んだりする方も多いです。

●趣味は、面接試験である意味重要。
面接官も、人は変われども話す内容はいずれも同じ状態が続くので途中から苦痛になる可能性があります。そのような精神状態の中で、何か面白い話を聞いてみたいと思わせるような趣味・特技が書かれてあれば、聞いてみたくなるのが人情です。
● 面接官受けの良い、簡単な趣味の作り方
趣味や特技は面接官が会話に困ったときに聞かれるので、読書や音楽鑑賞といった他の受験生が多く書いているテーマで書いてしまうと、面接官からしても面白みがなく、趣味について質問する気にならない(その分志望動機とかで変な質問を思い付いてしまう)ため、ある程度個性のあるものが良いでしょう。
趣味等がなければ今から作るしかないかと思います。
今から作る趣味として個人的なおすすめはジョギングです。

面接官の年代的にマラソンをしている割合も一定数おり、好印象を持ってもらいやすくなります。
長距離のジョギングをする必要はなく、面接日まで週に1回など、定期的に公園や家の周りなどをジョギング(最悪散歩でも良いです)すればO Kです。
面接で詳しく聞かれた時も、本格的ではないですが健康のために公園や家の周りを自分のペースで走っています、と答えるだけで大丈夫です。
●書いてはいけない趣味
基本的にどのような趣味を答えても自由です。映画鑑賞、旅行、サイクリング、釣り何でもOKです。映画鑑賞の場合は多くの受験生が書いてくるので、カッコ書きで好きな映画のジャンルを簡潔に書くと、面接官の気を引きやすいため良いでしょう。
ただし、明らかに社会通念上問題があるものは除きます。常識の範囲内で答えましょう。
また、公務員の面接に話すには好ましくない趣味があります。
それは、ギャンブル(賭博)です。
その具体例としては、競馬や競艇、パチンコ等が挙げられます。
ギャンブルが趣味であると、借金を抱えるリスクが高く、仕事に支障をきたす可能性があるとみなされる恐れがあるからです。
ただし、これらの趣味が問題だと言っているわけではありません。
公務員で働いている人の中にはパチンコに通っている人もたまにいます。あくまで面接カード等に書いたり、面接の場で話すことは避けましょう。
他の記事では面接カード作成の極意、(実例あり)志望動機作成方法も紹介しているので良かったらのぞいてみてください!

著者 元国家公務員mihir0
【経歴】
某旧帝大教育学部卒業後、地方公務員として市役所にて福祉関係の部署で勤務。その後国家公務員試験に合格し、総務課(局長の秘書業務)、人事担当の部署での勤務経験があります。地方・国家合わせて公務員歴は約10年。
現在は退職し、法律関係の仕事をしながら公務員試験プロ講師として稼働中。
公務員試験小論文・ES等の添削歴は5年以上、累計700件以上の販売実績があり、サービス利用者の方から、毎年多数の合格報告をいただいています。
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