【目から鱗】公務員試験 具体的な面接対策

公務員試験

「面接対策って具体的に何をすれば良いの?」

「模擬面接をたくさん受けているのに結果が出ない」

「模擬面接受ければ大丈夫でしょ」

と思っていませんか?

今回は、面接試験の本質を突いた、具体的な面接対策について、元人事の筆者が面接官目線から説明していきます。

これを読めば、効果のある面接対策を具体的に知ることができるのと、以下のことを実践すれば自信を持って面接に臨むことができます。

①闇雲に模擬面接を受けない

 面接対策といえば、反射的に「模擬面接!」と考える受講生は少なくないです。

はっきり言って(多くの受講生にとって)それは「間違い」です。

皆さんは、会社の上司や同僚など、ビジネスで人としゃべるときに事前に練習をすることはないと思います。

模擬面接とは所詮、話し方や声の大きさ、しぐさなどの表面的な体載を整えるための手段に過ぎません。

 そのため、話す内容を詰めることなく、闇雲に模擬面接の回数にこだわる方は「目的」を見失っている点で、落ちる側に片足(両足?)を突っ込んでしまっています。

適切な回数、模擬面接を受けるのは効果的ですが、模擬面接を受ければ受けるほど、面接が上手くなるわけではありません。

面接に自信のない方は模擬面接を受けまくるより、まずは、面接カード(エントリーシート)のクオリティを高めましょう。

②想定間答集を作る

 真の面接対策は何なのかといえば、面接試験で話す内容を事前にまとめることです。

具体的には、面接カード(エントリーシート)の内容を詰めた上で、それに対して想定される質間に対し、どう答えるのかをまとめた簡単な想定間答集を作ることです。

③面接カード(エントリーシート)に力を入れる

面接カード(エントリーシート)をもとに面接で質問されたりするため、面接試験の際の「土俵」となります。

面接カード(エントリーシート)が上手くできていなければ、面接の場で「自分の土俵」では闘えず、相手(面接官)の土俵で闘うこととなり、そうなると戦いはとたんに不利となります。

自分一人では、面接カード(エントリーシート)が上手く書けないという方は、面接カードやエントリーシートの添削を通じて、事前に土俵をしっかりと築くのが効果的です。

④面接のネタ作りを意識して仕事やバイトをする。

公務員試験に2回合格した筆者の体験からですが、私は学生の頃に面接を受けて、社会人になって面接を受けて、時期を空けて2回面接を受けていますが、2回とも合格しました。

転職を意識して仕事をしていたのもあり、2回目の面接のほうが、社会人になってからの方が話すネタも多いですし、細かいことを突っ込まれても対応できていました。

転職を意識して仕事をするというのは、例えば面接で自分の自己PRが行動力であった場合、嘘のエピソードを言うと深掘りされた時にバレるので、行動力をもって自分で行動するようにする、とかがあります。(例えば手伝える仕事は率先して手伝うとか)

半年以上働くと、パートのおばちゃんとか少なくとも誰か1人には感謝されるので、そこまで含めてエピソードにすると立派な自己PRネタになります。

実際に行動しているので深掘りされても答えることができるので、最強の面接対策なのではないかと思っています。

学生の方はバイトをする中で、「行動力をもって仕事をする」とか「バイト仲間に積極的に話しかけてコミュニケーションをとる」など、自分でできる範囲の努力をすれば、それば丸々自己PRになります。

⑤原稿を丸暗記しない

私が公務員試験に合格したときの体験談ですが、答え方を作成して、その原稿を丸々覚えるのでは無く、だいたいこんなことを言う、外枠を覚える、みたいな覚え方をしていました。

原稿をまるまる覚えてしまうと、当日原稿と一言二言違ったことを言ってしまっただけで、パニックになったり頭が真っ白になったりしやすいので、ざっくり覚えてました。

ただエピソードはしっかりと固めておかないと、ざっくり覚える作戦は通用しないのでご注意ください。

⑥圧迫面接での対応

国家一般職での人事院面接では圧迫面接はほぼありませんが、地方の市役所などではわずかながらあるようです。

明らかに意地悪をする目的で圧迫面接(こちらが明らかに知らないことを質問してくる、頭ごなしに否定してくるなど)をされる可能性があります。

その際は「勉強不足で申し訳ございません。」などと素直に謝るほかないかと思います。

明らかに意地悪をする目的で圧迫面接をする場合は、どの受験者に対しても同じようなことをしているので、自分だけではない、と自信を持つことが大切です。

⑦面接試験を受けた後にすべきこと

択一試験と異なり、論文試験ならびに面接・集団討論等の人物試験には、客観的な「正

解」がありません。

自己探点もできなければ、どのような回答が「評価された」のかが明確に判断できないなかで、最終合否が決まります。

そうはいっても、完全な手探り状態の下では、対策の立てようがありません。

そのため、面接試験での実際の間答(受け答え)を記録・復元することは、ご自身の反省材料として、今後の面接試験対策の際に極めて有効ですので、必ず当日中にまとめるよう

にしてください。

加えて、成績開示につきましても、ご自身のためにも、可能な限り積極的に行ってください。特に、再受験する際には、弱点を知るうえで重要な情報となります。

⑧落ちる人の特徴を知る

面接は面接官をうならせるような立派すぎる回答ができなくても、普通に受け答えできれば十分に合格します。

ただ、本番での緊張であったり、面接に対する苦手意識や、自分のコミュニケーション能力への自信のなさから、面接に落ちてしまうような話し方をしてしまう人が一定数います。

落ちないようにするための対策として、面接に落ちる人の特徴を知り、それだけは絶対にしないようにすれば、合格はつかめます。

落ちる人の特徴は書くと長くなってしまったので、別ブログで紹介しています。以下のリンクよりご覧ください

⑨第三者の力を借りよう

面接対策は一人で行うと、自分が作った想定質問や想定解答が正しいのかどうか、など悩みのタネが続々と出てきます。

精神的な面やタイパの面からも、一人で悩むより、合格実績のあるプロの力を借りることをおススメします。

特に、面接カード(エントリーシート)の出来不出来は、面接の出来不出来に直結するため、面接カード(エントリーシート)だけでも、プロの添削を受けたほうが、合格に確実に近づきます。

下記プロフィール欄のURL先の添削サービスでは、小論文やエントリーシートの添削を通じ合格可能性の高い答案作成が可能です。ぜひ検討してみてください。

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